秀光ビルドのブログ

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【SKダンパーのヒミツ その1】

こんにちは! 「自分が施主なら」をコンセプトに、高品質な住まいを適正価格でお届けしている秀光ビルドです。

これから2回にわたり、当社が独自に開発した耐震・制震システム「SKダンパー」についてご紹介したいと思います。

当社ではそれまで別の耐震・制震システムを使用していましたが、費用が高いという弱点がありました。そこで「より安心な住まいを、より安価にお届けする」というコンセプトのもと、新たな耐震・制震システムの開発に着手します。

開発を担当したのは、金沢工業出身の秀光ビルド社員。同大学の後藤研究室にも協力を仰ぎながら、何度も試作品をつくっては直し、つくっては直しを繰り返しました。ちなみに後藤教授は国内外で数多くの研究実績を積んでいる、伝統木造建築の第一人者です。

試行錯誤の末、ようやく完成させたのが「K」の字が印象的なSKダンパーです。このダンパーがどれだけの性能なのか、早速試験がおこなわれました。

SKダンパー搭載の試験体と、一般的な耐力壁である「筋交い工法」の試験体に、それぞれ阪神大震災レベルの揺れを加震。もちろん、試験条件はどちらも同じです。すると、筋交い工法は激しい衝撃に耐えられず構造体が損傷し、変形量も倒壊レベルに達しました。

一方、SKダンパーは変形量を大幅に軽減し、ほぼ損傷無しだったのです。

優れた耐震性と制震性を誇るSKダンパーは「国土交通大臣認定耐力壁」として、国からもお墨付きをもらいました。しかも、以前のシステムに比べてローコスト。当社が適正価格で住宅を提供できるのは、こうした企業努力があるからなのです。

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