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さあ、家をつくろう! 『家づくり』の基礎知識 ⑪

さあ、家を建てよう!と思っているお客様に、
分かりやすく『家づくり』の基礎知識をお伝えさせていただきます。

家を建てようと思ったなら、まず何から始めるの?
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今回は「上棟」です。在来工法の場合で説明していきます。

基礎のコンクリートが固まり、いよいよ上棟を行います。
まずは、基礎との間に「土台敷き」を行います。
現在では、昔の住宅によく用いた基礎に穴を空けて設置する床下換気口にかわって「基礎パッキン工法」が多く採用されています。基礎コンクリートと土台の間にパッキンを置いて、そこに2cm前後の隙間を作り、そのすき間で換気を行う方法です。
この方法の場合、基礎の全範囲より通気が出来て、なおかつ基礎に穴を空ける必要もないため基礎の強度も高めることができます。

この土台敷きが終わると、土台の上に柱を建て、その上に梁などをのせていきます。この作業を「建て方」といい、
最近では、プレカット木材を使用することがほとんどで、そのプレカット木材とは、建物に使う木材をあらかじめ工場で加工しておく方法です。
工場で加工するため継手などの精度が高くなり、現場での加工がほとんどないことから工期も短縮できます。
これから建物をつくる担当の大工さんに加え、応援の大工さんも何人かで一気に作り上げていきます。
敷地に余裕があるときには、材料を上げるときにクレーンを使います。クレーンを使うときは、何かのトラブルで材料などが落下してケガをしてしまうこともあるため、安全のため現場の近くには寄らないでくださいね。
※現場にクレーンが入らないところでは、手作業で材料を運ぶことになり、組み上がるまでに時間がかかり、当然コストも増えてしまいます。道路が狭いだけ場合だけでなく、上空の電線が低い場所にある事でもクレーンが動かせない場合も有ります。

さらにピン工法という通柱の接合部分に、金物を使って接合するピン工法であれば、金物を使わない在来工法の約1.5倍以上の強度になり、さらにドリフトピンを打ち込むことで木材同士を引き寄せ、構造材の剛性を高めることができるのです。このように耐震金物による補強をおこない、家の躯体が完成します。

上棟の時の良し悪しは工法だけの問題ではなく、現場で丁寧に適切に施工されているかどうかを確認する事が非常に重要です。秀光ビルドでは、上棟の完了までの工程で3回の専門員による検査を実施しております。

次回は「家づくり」の制震装置について説明させていただきます。

秀光ビルドでは随時、住宅相談会を開催しています!

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