こんにちは、秀光ビルドです!
木造戸建住宅の寿命は、おおよそ築30年~40年くらいで、
建て替えや大幅なリフォームが多い時期とされています。
しかし築30年未満だとしても、多くの場合が部分的にリフォームや修繕が必要です。
リフォーム費用も安くはないため、長い目でみれば建て替えという選択肢も入ってきます。
リフォームと建て替えの判断基準を覚えておきましょう。
チェックポイントその1 「リフォームのメリット」
近年のリフォームはひと昔前よりも身近なものとなっており、
気になる部分だけ短期間でリフォームすることができます。
建て替えの場合は、まとまった予算やその期間の別住居や引っ越しも必要です。
リフォーム費用も安いわけではありませんが、
部分ごとに取り掛かれるため、一度に掛かる費用が分散できます。
さらに古くに建てた住宅であれば、
建築基準法の建ぺい率や容積率が当時から変わっているため、
住宅の大きさが小さくなってしまう場合があるので注意が必要です。
チェックポイントその2 「こんな時は建て替えを」
リフォームの方が施工期間や費用など、建て替えよりも優位なケースが多いですが、
状況によっては建て替えをせざる負えないケースがあります。
・地盤事態に問題がある
・住居の骨組み自体が傾いている
・シロアリに侵食されている
・耐震性に欠けている
・リフォーム費用が建て替えよりもあまり変わらない
内装的な部分ではなく、構造的な問題は建て替えをするしかありません。
近年は地震等の自然災害も多いため、定期的なチェックをしておくと安心でしょう。
チェックポイントその3 「リフォームしにくい箇所」
住居の中でもリフォームしにくい箇所もあるため、覚えておきましょう。
- 屋根・外壁:屋根や外壁の部分的修繕は可能ですが、全体の劣化は難しいです。
- 窓の変更や新設:窓は外壁の一部なので、大きくするなどの変更や新設しにくいです。
- 水廻りや間取りの変更:水廻りの設備変更は可能ですが、水廻りの位置を変えたり、間取り変更したりすることはリフォームでは難しいです。
このように大掛かりなリフォームは、できたとしても費用が大きく掛かるケースがあります。
予算とのバランスを見極めて決めましょう。
リフォームと建て替えは、住居の状態によって判断するポイントが異なります。
少しでも長く良い状態の住宅環境にすることは、後々のコストを掛けないための必要な方法です。
快適な生活のリフォームと共に、早めの修繕も心掛けましょう。