1.ウッドショックとは?
2021年3月頃から、世界規模で深刻な
木材価格の高騰・供給不足が起こっています。
この現象を、かつてのオイルショックになぞらえて
「ウッドショック」と呼んでいます。
2.ウッドショックは、なぜ起きた?
原因としては、コロナ禍が大きく関わっています。
①世界的な木材の減少
最近、カナダで害虫被害が発生して木材そのものが減少していました。
その上に、コロナ禍が原因で労働者が減り、伐採も滞る状況です。
製材工場の稼働率も下がり、木材が減ってしまいました。
②米国や中国等で住宅需要が増大
米国や中国で住宅ローンの低金利政策がとられ、
住宅購入の需要が増えています。
また、コロナ禍のため、リモートワークが推奨され、
郊外に住宅を新築する人が増加傾向です。
このため、米国や中国で木材が多く使われ、
結果として日本に入ってくる木材量が減っています。
③木材を運搬するためのコンテナが世界的に不足
これまたコロナ禍のために、ネットショッピングの利用が増え、
世界的に運送のためにコンテナが利用されています。
また、2021年3月にスエズ運河で起きた
大型コンテナ船の座礁事故が、追い打ちをかけ、
日本へのコンテナ輸送が遅れています。
こういったことが原因で、日本に輸入される木材が減少し、
木材不足が生じているのです。
3.ウッドショックの住宅メーカーや工務店への影響
①木材高騰による住宅価格の上昇
現在のところ、月単位で値上がりしていますが、
今後もこの傾向は続くと思われます。
②木材の納入遅れによる工事遅延
木材の不足により、十分な建築材料を確保できない
住宅会社も出てきています。
そのため、工期が伸びるなどの影響があります。
4.ウッドショックの住宅施工主への影響
①住宅価格が上昇すると、
施工主が当初計画していた予算が合わなくなります。
②工期の遅延が原因で、
楽しみにしているマイホーム完成まで遅れてしまいます。
5.ウッドショック下の住宅建築について
類を見ないウッドショック問題で、
悩みをかかえている人は少なくないでしょう。
世界的な問題なので仕方がない。
住宅建築も我慢するしかないと考えているかもしれません。
しかし、マイホームは早く欲しいし、何とか解決したいですね。
弊社秀光ビルドでは、木材高騰額の一部を負担して、
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