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木造住宅は地震に弱い?注文住宅で安心の住まいを手に入れるには

「地震大国」と言われる日本でマイホームを購入する際、

必ず確認しておきたいのが「耐震性」です。

日本の戸建住宅の多くは木造で

「鉄筋コンクリートよりも地震に弱いのでは?」と

考える方も少なくありません。

しかし実は、木材は地震に強い建物を作るために、

なくてはならない素材なのです。

今回は地震が多発する日本で

「木造住宅」が勧められる理由について解説します。

 

 

1.木材が自信に強い2つの理由

木造住宅は鉄骨造の建物と比較して重量が軽く、

耐震性能が低いというイメージを持たれがちです。

しかし住宅の耐震性を高めるには

「いかに揺れを抑えるか」ということも大切で、

この点において木材は非常に優れた建材なのです。

1)しなやかさで揺れを逃がす

木材の特徴のひとつに「しなやかさ」があります。

鉄は強度が高い分、ある程度の力が加わっても、

折れたり曲がったりすることはありません。

しかしその分、地震の揺れをダイレクトに受け止めてしまい、

建物全体の揺れを大きくする原因になります。

一方木材は、地震の揺れを逃がすことができ、

鉄でできた建物よりも小さい揺れに抑えることが可能になるのです。

2)軽いので揺れが大きくなりにくい

建物の揺れの大きさは、使用する建材の重さにも左右されます。

鉄よりもはるかに重量が軽い木材で建てた住宅は、

同じ大きさの鉄の住宅よりも小さな揺れに抑えられます。

揺れが小さければ、その分建物が破損したり

倒壊したりする可能性も低くなるのです。

 

2.新耐震基準における木造住宅の耐震性

「木造住宅は地震に弱い」というイメージが浸透している一因として、

1995年の阪神・淡路大震災発生時に倒壊した住宅の多くが、

木造だったということが挙げられます。

しかし現在は、この大地震を教訓として、

建物が有するべき耐震強度について、

新たな基準が定められています。

現在住宅を建てる際に適応される「新耐震基準」は

1981年に施行されたもので、それまでの

「旧耐震基準」よりも厳しい耐震性能が求められています。

さらに、木造住宅が甚大な被害を受けた

1995年の阪神・淡路大震災を機に、

2000年に木造住宅に対する基準について改正が行われました。

この新たな基準を「2000年基準」と呼び、

木造住宅であっても、震度6強~7に相当する大規模地震の発生時に、

倒壊や崩壊のおそれのない耐震性を持つよう

設計・建築することが求められています。

(参照:林野庁『木造住宅の耐震性について』https://www.rinya.maff.go.jp/j/mokusan/taishin.html

 

 

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