こんにちは、秀光ビルド尼崎店、現場監督の高橋です。
お客様の住まいを具体的に造り上げていくのが私たち現場監督の仕事。
現場が行程通りに進むよう、大工さんや職人さんを束ねて、的確な指示を出しながら段取りしています。
そんな家づくりの現場から、お客様に失敗しない家づくりのためのアドバイスをお伝えします。
●造作などのご依頼はできるだけ早めに
収納棚やカウンター、ニッチなどを造作で付けたいというお客様が増えていますが、工事の途中やもう間もなく完成するという段階になってからご依頼いただくケースがまれにあります。
残念ですが、仕上がった後から造作工事を追加することはできません。
こうしたご依頼は出来るだけ早めにお伝えください。
●家具・家電の配置はあらかじめ考えておくこと
床にピアノ等の重量物を置いたり、壁に時計や額を吊したり、天井にシーリングファンを取り付けたりする場合は、下地で補強する必要があります。
通常、床や壁天井などに荷重のかかる重量物を取り付ける場合は、それらの配置を設計段階で想定しておきます。
ただ、設計段階や骨組みの段階ではお客様にはまだお部屋のできあがりのイメージがつかないことが多く、壁や床を貼ったあとから「ここにこんな家具を置きたい」といった具体的なご希望が出てくることがあります。
壁や床を貼った後に下地補強をすることはできないため、家具などの配置は早めに考えておきましょう。
電気コンセントの配置も同様です。
ある程度どこにどんな家電を置くのか考えてからコンセントの位置決めをしておかないと、後々使い勝手が悪くなってしまいますよ。
造作工事は設計段階でご依頼いただくのがベスト。
家電の配置は、上棟後10日~2週間くらいの間に行う電気打合せまでに考えておいてください。
下地の必要な場所の指示も、この電気打合せのときまでにお伝えいただければしっかりと対応させていただきます!