こんにちは、秀光ビルド和歌山店、現場監督の山里 貴也です。
家づくりはほとんどの人にとっては初めての経験。
進めていく中で、不安になったり悩んだりすることも決して珍しいことではありません。
ときどき、建築現場や建築資材を見て「これはおかしいのではないか」「ネットで見たものと違う」と不安に駆られたり、疑心暗鬼になったりすることもあるでしょう。
実は最近、お客様から「土台の木にひびが入っている!ネットで調べたがこれは欠陥ではないのか?」といったご指摘がありました。
当社の土台には、ヒノキ材を使用していますが、こうした構造躯体用の天然の材木は水分を含むため、乾燥するにしたがって表面にひび割れが生じます。
接着剤で組み合わせた人工の木材である「集成材」であれば、ひびや割れが生じたら大きな問題となりますが、これは天然木ならではの自然現象。
逆に、乾燥して木が締まっていくことで構造体として強くなっていくものなのです。
建築は、材料の特性や性質、使用する前提条件、工法によってさまざまな現象が起こります。
ネット情報には、内容に偏りがあったり、諸説あったりするものもあるため、自己判断や根拠がはっきりしないものをうのみにすることは避けてほしいのです。
私たちが現場にご案内しご説明することで、ほとんどの疑問や不安は解消していただけるはずですから。
これだけ情報があふれていると、色んなことが目についてしまうことは仕方ありませんが、「これは大丈夫?」「これはおかしいのでは?」と感じたら、まずは現場監督にひと声おかけください。
「餅は餅屋」と言いますが、家づくりにおいては「現場のことは現場監督」が基本。
とことんお客様とお話することで、納得安心の家づくりをお届けしてまいります。