みなさん、こんにちは！
今回は、当店でも要望がある二世帯住宅のホンネをご紹介します。

実際に、二世帯住宅は人気があります。
同居もひとつの二世帯住宅なんですが、最近は同じ建物だけど完全に生活圏が分かれている住宅を指すことが多いですね。
例えば、今住んでいる家が古くなったからリフォームし、若夫婦と一緒に住める家にしたいというシニア夫婦や、3世代で住んでいるけど、プライベートも考えた二世帯住宅にリフォームしたいというご夫婦などから、ご相談を受けます。

みなさんが考える二世帯住宅のメリットは、一つの家に住みながらもプライベートも重視でき、一から新築を建てるよりお金がかからない！という点でしょうか。
確かに、それも間違ってはいません。

しかし、建ててよかったと思えるより快適な二世帯住宅にしたいのならば、事前にメリットもデメリットも理解しておきましょう。実際に二世帯住宅に住んでいる友人に、話をきいてみるのもいいかもしれません。

二世帯住宅を検討する時に重要なポイントは、「どんな家族関係を築いているのか？」ということです。

これまで仲の良かった家庭でも、二世帯住宅で生活してみると日常的にストレスを感じるようになった場合も少なくありません。特に、これまで一緒に住んでいなかったのならなおさらです。
どこまでを共有するのか？よりプライバシーを保ちたいのか？など細かい点まで話し合うことが大切です。プライベート重視なら、生活音が気になるなら界壁にして遮音性を高める、または思い切って同じ敷地で2棟建てる方法もあります。

他にも、タイミングによっては今すぐに一緒には住めない場合は、とりあえず半分を賃貸にする方法もあります。実際に住んだ時にどうなるのかという将来図が見えてきて、収益性もあります。時期が来たら、二世帯で住むのもよいでしょう。

このように、一言で二世帯住宅といっても、家族によって建て方は千差万別なんです。後から後悔しないように、どちらかだけで家づくりを決めるのではなく、二世帯間でじっくりと話し合い住み心地の良い二世帯住宅を建ててくださいね。