こんにちは、秀光ビルドです!
近年、お風呂から出た時の珪藻土マットや、
飲み物を置く珪藻土コースターなどが人気を集めていますが、
実は随分前から世の中にはあり、
住宅にもよく利用されていました。
快適な住環境を整えてくれると言われており、
珪藻土ならではの優れた特徴が多いです。
そんな珪藻土が住環境で活かせるメリット・デメリットをご紹介します。
チェックポイントその1 「珪藻土とは」
珪藻土とは、珪藻という原材料を使用した素材。
主成分は二酸化ケイ素というものであり、
水の中の植物性プランクトンからできたものです。
植物性プランクトンが死骸となり、
年月が経つと共に水底に積み重なって化石化したものが珪藻となる原料。
一見、身近なものと感じませんが、古くから七輪、
コンロ、耐火レンガなどに使用されています。
チェックポイントその2 「珪藻土のメリット」
住環境の中で活かされる珪藻土のメリットは非常に高いです。
大きな特徴としては「調湿」「脱臭」「耐火」が挙げられ、
まさに住宅の素材として最適。
一番のメリットとされている「調湿」効果は、
湿度が溜まりやすい洗面所や脱衣所を始め、
リビングやダイニングなど至る住空間で使用されるようになっています。
季節によって湿度変化の多い日本の気候に合った特徴であり、
調湿効果のメリットが高いです。
続けて、脱臭効果も住環境には嬉しいポイント。
住んでいるとわかりにくいですが、
各家庭独自のニオイやキッチンからの料理に
ニオイなど部屋に染みつきやすいです。
そんなニオイ対策もしてくれるのが、
珪藻土のメリットである消臭効果になります。
さらに耐火性にも優れており、
万が一の火災にも安心できる素材です。
チェックポイントその3 「珪藻土のデメリット」
珪藻土の最大のデメリットとしては、
素材が土のため強度が弱いです。
バスマットやコースターは、
落としたら割れてしまう可能性があります。
住宅の壁に使用した場合、物をぶつけてしまうことや、
地震があった場合にヒビや割れてしまうことがあるでしょう。
土であることから、ザラザラとした質感で粉が落ちることもあります。
そして、珪藻土は調湿性に優れているため、
水分の吸収力が高いです。
誤ってジュースなどをこぼしてしまうと、
染み跡になってしまう場合があるので注意しましょう。
メリットもデメリットもある珪藻土ですが、
快適な住まい空間をサポートしてくれる素材であることは
間違いありません。
最近はおしゃれなインテリアにもなる、
珪藻土の壁材が豊富です。
簡単に貼り付けできるものもあるので、
気軽に取り入れてみると良いでしょう。