こんにちは。
秀光ビルド奈良店です。
今回は、『勾配天井』とはどんなものか、
また勾配天井のメリット・デメリットについてお話したいと思います。
◆ 勾配天井とは ◆
一般的な水平の天井 “ 平天井 ” に対し、
勾配天井とは文字通り “ 勾配(傾斜)のある天井 ” のことです。
主に屋根の形状を活かすことが多く、
本来は屋根裏としてデッドスペースになっている部分を
部屋の空間の一部として使用します。
そのまま屋根裏部屋やロフトにすることもあります。
◆ 勾配天井のメリット ◆
1. 開放感
平天井に比べて、勾配のスペース分が広くなります。
また、上方向に視線が抜けるので、開放感たっぷりの空間になります。
2. 明るさ・通気性
高い位置に窓を設置できるので、昼間は採光がたっぷりとれ、
夜は室内から星空が見えます。
また、温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ行くので、
高窓と下部の窓を利用することで効率的な換気が行えます。
同時に、ニオイがこもりにくいとも言えます。
3. デザイン性
水平な天井に比べて斜めの天井は、
デザイン性が高くなります。
また同じ勾配天井でも、梁を見せる場合と、
板を張って梁を見せない場合があります。
どちらも好みが分かれるところですね。
◆ 勾配天井のデメリット ◆
1. メンテナンスに手間やコストがかかる
高い位置に設置した窓や照明の掃除・
取り換えなどが大変になります。
専門業者への依頼が必要な場合もあるので、
そのあたりも考慮しておきましょう。
2. 照明の付け方が難しい
昼間は採光たっぷりで明るい空間になりますが、
夜は照明だけで部屋を明るくする必要があります。
天井と床の距離が遠い分、
照明の付け方に注意しないと明るさが足りないということに…。
また、照明を選ぶ際も、
天井に貼りつく形のものは避けたほうがいいなど、
注意が必要です。
人によって好みが分かれる勾配天井ですが、
オシャレな空間づくりができますので、
ぜひ検討してみてくださいね♪♪
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